水生生物調査とは、川にすむ生き物を採集し、その種類を調べることで、水質(水のよごれの程度)を判定する調査です。指標生物として約30種の生き物が選ばれており、採集した指標生物の種類と数から、水質を4のレベルに判定します。
採集の様子 |
個体数の多いイモムシ状の生き物がヒゲナガカワトビケラ |
指標生物としては 、カワゲラ類、ヒラタカゲロウ類、ヘビトンボ、ナミウズムシ、ヒラタドロムシ、ヤマトシジミ等が採集できました。各班による水質判定の結果は、「きれいな水」又は「ややきれいな水」となった班が多かったです。
生物指標による水質判定の様子 |
最後は、アクリル標本をみながら、水生生物の生活史の話をしました。子供たちが一番興味をもったのは、ヒラタドロムシの変態後の形態です。ダンゴムシを平たく薄くのばしたような幼虫が、カブトムシのような堅い体を持った成虫になります。
ヒラタドロムシの変態 |
アクリル標本による観察の様子 |
後日、子供たちから、かわいいイラストのついたお礼状をいただきました。
文責NY
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