2013年4月3日水曜日

クロツラヘラサギのデコイを設置

平成24124日(火)、自然環境保全の一環として、日本野鳥の会熊本県支部の方々とご一緒に、クロツラヘラサギのデコイ(模型)を設置してきました。場所は多くの野鳥の生息地となっている八代海氷川河口で、新幹線橋梁による影響を緩和させるのが目的です。
デコイが多くの仲間たちを誘引してくれることを祈るばかりです。 
デコイ設置状況(背後は新幹線橋梁)写真
デコイ設置状況(背後は新幹線橋梁)

休息ポーズのデコイ



採餌ポーズのデコイ
 
 

 

 

周辺の干潟には多くのシギ・チドリ類も生息しており、日本を代表する塩性湿地です。
ハマシギとダイゼンの群れ(近隣の砂川河口にて)写真
ハマシギとダイゼンの群れ(近隣の砂川河口にて)















一方で、近隣の大野川河口には、外来植物のスパルティナ・アルテルニフロラが干潟に定着しており、年々群落規模が大きくなっています。このままでは、干潟の草原化やムツゴロウ・ヤマトオサガニなどの生息環境消失が懸念され、一刻も早い駆除への取り組みが望まれます。

大野川河口のスパルティナ・アルテルニフロラ写真
大野川河口のスパルティナ・アルテルニフロラ

文責AH







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