少し前の話しですが、2月の下旬「九開山登り隊」の月例登山に参加してきました。
まだまだ朝夕冷え込みが厳しい九州脊梁山地にある「仰烏帽子山(ノケエボシヤマ)」です。
仰烏帽子山は、熊本県でも有数の「福寿草(フクジュソウ)」の自生地として有名な山です。
写真 仰烏帽子山山頂 |
登山口から仰烏帽子山山頂まで30~40分程で到着することができました。
山頂では、360°の風景を楽しめます。
南は桜島や霧島連山、北は普賢岳など素晴らしい眺望を堪能できました。
今回の登山の目的は、幸福を招く花・・・フクジュソウの鑑賞です。
写真 フクジュソウ |
仰烏帽子山山頂から椎葉谷に向かって尾根を歩くこと1時30分。
通称「仏石」と呼ばれる地がフクジュソウの一大自生地です。
あたり一面に、飴色に輝くフクジュソウが咲き誇っていました。
ところで、日本ではフクジュソウって4種類が確認されているって知ってましたか。
それでは、熊本県内のフクジュソウって・・・?
いまのところ、県内全てのフクジュソウ自生地の調査が進んでいるわけではないんですが、花の総苞片(萼片)の長さが明らかに花弁よりも短いことをもとに県内のものはすべて「ミチノクフクジュソウ」と考えられている ようです。
このブログがアップされる時にはもうフクジュソウの花を見ることはできませんが、是非来年の早春期(2月初旬~3月上旬)に飴色に光り輝くミチノクフクジュソウを見に行かれてはいかがですか。
文責 KN
0 件のコメント:
コメントを投稿